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Works
ノクターン 2023-2024
夜、からだは、甘美な旋律のカタチをして、言葉にしたくないことを、そっと並べて。 ダンスのような振る舞いと音楽で綴る、シュール・ロマンティック・シアター 東京公演 プレミア 2023/12/1-3 会場:世田谷パプリックシアター 演出・振付・構成・空間デザイン:山田うん...
In C 2022-2023
テリー・ライリーが1964年に発表した歴史的楽曲「In C.」。ミニマルミュージックの原点と、自由と規則のせめぎ合いで調和を作り続ける12人のダンスが出い、自然現象のような、あるいは、人間社会の崩壊と再生、絶望と歓喜をシームレスに表現している。テリー・ライリー本人にも称賛さ...
Bridge 2021
国立劇場 第52回特別企画公演「二つの小宇宙 ーめぐりあう今ー」 会場 国立劇場 振付・演出 山田うん 出演:Co.山田うん 飯森沙百合、川合ロン、黒田勇、田中朝子、西山友貴、仁田晶凱、長谷川暢、 望月寛斗、山口将太朗、山崎眞結、山根海音、吉﨑裕哉 声明の会・千年の聲...
コスモス 2020-2021
庭園や病室、食卓、愛の営み、カオス、お祭り騒ぎ、閉ざされた国境、地上のあちこちにあるありふれた形をモチーフにしたオムニバス作品。それは2020年コロナ禍に突入したことで生まれた、日常への喪失感も 含まれる。そしてそれらのモチーフはコスモス=宇宙の秩序を表した、渦の群舞へと集...
みぎわ 2020
2020年春リニューアルオープンした、金沢の新しい玄関口、金沢港クルーズ船ターミナルに、未だクルーズ 船が来ることができません。かつて金沢港の開発工事のためには、大量の海の砂が金石海岸に運ばれまし た。そして金石海岸の景色は大きな砂山ができたことで一変しました。誰もこなくな...
プレリュード 2019
ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」、ワーグナーの「ニュルンベルグのマイスタージンガー」を始め、ラフマニノフ、スクリャービン、レラ・アウエルバハなど、数々の名曲プレリュード音源を使用したダンスオムニバス。夜明け前の光や予兆、新しい世界の一歩手前のような時間を表している。...
あたらしいししおどり 2019
東北で踊り継がれている鹿踊へのオマージュ作品。男の踊り、女の踊り、唄、太鼓、で構成。鹿供養というテーマを超えてあらゆる生命を讃える喜びと儀礼の形。 初演:2019年 日立システムズホール仙台(宮城)、北上市さくらホール(岩手) 上演時間:15分 構成・演出 : 山田うん...
いきのね 2016
700年以上の時を超えて愛知県奥三河に息づく重要無形民俗文化財「花祭」へのオマージュ作品。舞台上に四角く固められた土間を再現させ、生火を使用した松明を焚き、米を撒く。鬼の舞、三ツ舞、四ツ舞、儀礼、禊などをモチーフに、日本の山奥の集落で大切に育まれた思想、身体性を反映させた群...
モナカ 2015
「モナカ」は和菓子の「最中(もなか)」に着想を得て創作されました。外側が硬く、中身に餡子が詰まっている構造を使っています。序章と終章には硬質な動きで空間が占められ、その間には甘さや柔らかさを含んだ人間模様が満ちています。...
七つの大罪 2015
登場人物は理性的なアナと自由奔放なアナ。二人のアナが二人一役として「怠惰」「高慢」「激怒」「飽食」「姦淫」「貪欲」「嫉妬」というキリスト教の「七つの大罪」に翻弄されずにアメリカ大陸の7都市を旅して、無事故郷に帰るまでを描いた物語です。資本主義社会の発展に対する皮肉をユーモア...
十三夜 2014
十三夜とは旧暦9月13日のお月見。十五夜は中国から来た習わしで、十三夜は「二番目に美しい月も愛でよう」という日本の習わしです。東京の狭い夜空に浮かぶ十三夜に想いを馳せ、都市生活の中の私たちを照らす月夜の闇とお月見という幻想風景について、動く絵画のように描いています。...
結婚 2013
1923年に群舞バレエ曲として初演されたストラヴィンスキー作曲の「結婚」。山田うん版は婚礼を通した人間模様と人間性、喜怒哀楽を、男女のデュオによって激しく描きます。使用音源はロシアの農民音楽の伝統をわかりやすく現代によみがえらせるために結成されたフォークロア・ムーブメントの...
春の祭典 2013
まだ冬の日の春の鼓動。大地が裂けるように咲き乱れる姿、匂い、喜び、不安、儚さ。 地上の生き物は皆、太陽を浴びて、溶けて消えるほどに浴びて、 枯れてもまだ浴びて、滅びても浴びて、太陽はまだまだ輝く。 最後まで生きたくて生きたくて命溢れて生き抜くこと、その生の姿が死だ。...
ディクテ 2011
韓国系アメリカ人女性アーティスト、テレサ・ハッキョン・チャ。(1951-82)。日本の満洲侵略に遭った母をもち、韓国軍政を逃れ渡米、パリ留学を経てNYで暴漢に殺される。自らの生と現代世界史を、多言語と図像で往還する実験的な自伝的文学作品「ディクテ」(1982)。...
季節のない街 2012
嬉しい 悲しい どうしたらいい 全てを抱擁する カラフルな黒になる 「苦しみつつ なお働け 安住を求めるな この世は巡礼である」 小説「季節のない街」映画「どですかでん」に基づいた、戦後の貧民街を描いたドラマチックな作品です。 委嘱:あいちトリエンナーレ2016 初演...
ワン◆ピース 2004
カンパニー初期の人気作。かつて路上にあった電話ボックス型のようなまたは棺桶のような箱に入り、時間に追われ、自由空間の少ない正確すぎる東京生活を、5色のTシャツを着たダンサーが淡々と踊ります。5色はオリンピック、戦隊ものなどの記号的存在として、また振付は5本の指の細かい使い方...
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