Dancer
望⽉寛⽃ | Hiroto Mochizuki
(2019-)
1997年、神奈川県相模原市生まれ。
3歳よりクラシックバレエを始め、中学より田中洋子に師事。
昭和音楽大学短期大学部バレエコースを卒業後、谷桃子バレエ団に在籍し、
本公演および全国巡回事業に出演するなど、古典バレエの現場で経験を重ねた。
大学在学中に高原伸子、小㞍健太の指導を通してコンテンポラリーダンスに出会い、
以降、身体の構造や関係性を、より開かれた視点で捉える表現へと軸足を移す。
2019年より〈Co.山田うん〉に参加。
クラシックバレエで培った身体の精度と、
他者を支える感覚、間合いの取り方を基盤に、
人・物・時間との距離感や、心の機微から
生まれる関係性を丁寧に読み取る踊りを特徴とする。
群舞においては構造を支え、
ソロでは空間に静かな緊張と余白をもたらす存在である。
カンパニー活動と並行し、2018年より自身のプロジェクト〈14.8moon〉を主宰。
劇場空間にとどまらず、
古民家、寺院、山間部など、土地の履歴や
環境そのものと響き合う場での作品制作を継続している。
創作のプロセスをひらき、上演地の人々や関係者と緩やかに関係を結びながら、
風通しのよい創作環境をつくることを大切にしている。
また〈Co.山田うん〉では、パブリシティ・アシスタントも担当。
言葉、写真、配置、余白といった要素を通して、
作品やカンパニーの佇まいがどのように届くかを繊細に設計している。
踊り手として培った距離感と美意識は、
舞台上だけでなく、外部との関係性を結ぶ場面においても発揮されている。
舞台芸術に加え、演劇作品、オペラ、映像作品、ミュージックビデオへの出演・振付など、媒体や形式を横断して活動。
身体と空間、時間と感情のあいだに生まれる「距離」を感知し、
その場にふさわしい佇まいと運動を立ち上げる実践を続けている。


